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| ISO 200 通常発光(Auto) F2.8 1/100秒 |
ISO 400 通常発光(Auto) F2.8 1/100秒 |
ISO 800 通常発光(Auto) F2.8 1/100秒 |
ISO 1600 通常発光(Auto) F2.8 1/100秒 |
通常発光は、F10ではストロボモードを 「AUTO」 に設定した状態です。 シャッター速度が比較的速めの速度に設定され(その速度はメーカーによりマチマチ)、ストロボ 光のみに頼った撮影をします。早い話が、「スローではないシンクロ撮影」 という事になります。 環境光(定常光)重視での露出算定を「する(スローシンクロ)」か「 しない(ノーマルシンクロ)」 かの違いとも言えます。
背景が暗くなる理由 ノーマルシンクロでは、被写体の露出がストロボの発光制御に委ねられます。作例を見ていただけると お判りだと思いますが、感度が異なっているのに、ISO200とISO400の被写体の明るさがほぼ同じです。 これは、被写体で反射したストロボ光をカメラが測光して、一定の仕上がりになるように発光量を制御 しているからです。具体的には、ISO400時は(=感度が高くなると)ストロボは発光量を抑えます。 マニュアル露出が可能なカメラの場合は、絞りにも連動するので、より複雑な発光制御になります。 背景が暗くなる理由は、ストロボ光のみに頼った撮影なので、光源からの距離の2乗に反比例して明るさが 減少することによるものです。任意の明るさを持つ光源からの距離が2倍になったら、そこを照らす平面の 明るさは1/4になります。3倍なら 1/9、逆に、距離が半分になったら4倍明るくなるわけです(しつこい?(^^;) ですから、正面一灯だけのストロボ撮影で、カメラから被写体までの距離と、カメラから背景までの距離に 大きな差があり、被写体と背景の環境光が同じ程度の明るさなら、否が応でも、背景は暗くなって写ってしま います。ストロボの発光量は被写体の明るさに合わせて決められるからです。 被写体が白い物であるときは、より一層、背景との落差がつきやすくなります。白い物は光を良く反射するので 反射光によって発光量制御をしているカメラでは、距離が近い撮影と勘違いして発光量をひかえるからです。
高感度時は撮影距離に要注意 ISO800(ほぼ適正内)やISO1600(明らかに調光オーバー)で被写体が明るくなっている理由は2つ考えられます。 一つは、撮影距離があまりに近すぎたため、発光量制御の範囲から外れてしまった場合です。ストロボ撮影には、 そのカメラごとに最短撮影距離(許される最短距離)の制限がある事を覚えておいてください。近づきすぎは 露出オーバーになります。 もう一つは、感度が高いため、環境光を加味した算出が十分でなかったり、点滅する照明の影響が 無視できなかった場合です。要するに測光ミスです。今回の場合は感度に比例していますし、撮影 距離が短い(75cmぐらい)ので、撮影距離の可能性が濃厚です。